港区竹芝 水辺を活用したまちづくりに関する検討支援業務
MIZBERING 竹芝

Project Data :
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目的
浜離宮周辺の再開発、水辺まちづくり+水辺基本計画
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期間
2016年度~2019年度(2020年度より水辺の利活用支援)
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CLIENT
JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)
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業務分類
水辺まちづくり、干潟再生、船着き場整備、ビジョン・戦略策定、社会実験、環境調査、空間基本計画、実施設計監修、占用調整業務
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受賞
令和4年度 都市景観大賞「都市空間部門特別賞」
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KEYWORD
竹芝浜離宮水面を活用し、竹芝エリア全体のブランド価値向上、
東京の水辺都市としての魅力向上に繋げるプロジェクト
JR東日本の再開発に際して、敷地に接する竹芝浜離宮水面を活用し、竹芝エリア全体のブランド価値向上、東京の水辺都市としての魅力向上に繋げるプロジェクト。
浜松町駅から徒歩7分という立地は、舟運利用により台場、羽田、浅草などとつながる水上交通拠点の可能性がありました。また、防潮堤に仕切られた内水面は安定し、レッドデータブック種を含む、多様な生物の生息地であり、東京湾の生き物の「ゆりかご」と呼べる環境であることが調査により見えてきました。

2017年〜2018には社会実験として、仮設桟橋を設置し、クルージング実験、東京海洋大学や芝商業高校と連携した環境教育、SUP、水上映画上映などの利活用実験、港区との防災実験を行いました。



その上で、水辺ビジョンを策定し、ステークホルダーとの調整を進めました。結果、河川管理者である港区から竹芝エリアマネジメントが河川占用を行い、JR東日本が船着き場および干潟の整備を行いました。船着き場には水上バスが就航し、新たな交通拠点として活用され、また干潟は地域の学校、市民との環境教育の場として利用されています。






