事務局ディレクター業務

ミズベリングプロジェクト

Project Data :

CLIENT

国土交通省水管理国土保全局（元請け：博報堂）
年度

2013年〜継続中
業務分類
- 戦略策定
- 事務局業務
- 全国ミズベリング会議展開支援
- Web編集・コンテンツ作成
- ミズベリング・ビジョンブック制作
- シンポジウム・イベント企画運営
- ワークショップ支援
- 社会実験企画運営
- アドバイザーボード運営
受賞

2018年グッドデザイン賞金賞
リンク

https://mizbering.jp/
プロジェクトの背景

2013年、国土交通省水管理・国土保全局では「水辺とまちのソーシャルデザイン懇談会」を創設。
①まちにある川や水辺空間の賢い利用
②民間企業などの民間活力の積極的な参画
③市民や企業を巻き込んだソーシャルデザイン
の3つを基本コンセプトに掲げ、水辺とまちの未来を創造していくための取り組みをスタートしました。その推進のために官民一体の協働プロジェクトとしてスタートしたのがミズベリング・プロジェクトです。

ソーシャルデザインには、「社会的な課題の解決と同時に新たな価値を創出する画期的仕組みをつくること」1)、「人聞の持つ『創造」の力で、社会が抱える複雑な課題の解決に挑む活動」2)などの定義があります。
参照
1. グリーンズ「ソーシャルデザイン」朝日出版社、2012
2. 寛裕介「ソーシャルデザイン実践ガイド」英治出版、2013
KEYWORD
- #水辺空間

「水辺のアクションが増える、まちはもっと輝く。」
全国の水辺利活用を推進し
ムーブメント化するソーシャルデザイン支援業務

「ミズベリング」は新しい水辺の活用の可能性を切り開くための官民一体の協働プロジェクト。水辺を愛する人が主体的に関わり、水辺とまちが一体となった景観、にぎわい、新しい水辺と社会の関係を生み出すムーブメントを作るための取り組みです。

水辺総研ではミズベリング創立時より事務局ディレクターとして参与し、プロジェクトの企画推進を行なっています。
・地域の水辺の未来を自由に語る全国展開のご当地ミズベリング会議の開催
・各地の水辺の社会実験や現場活動のサポート
・ウエブサイトやSNSでの先進事例・地域の取り組みの紹介
・水辺を共に良くしていこうという人びとが肩書を外し、知見を共有・交流できるイベントの開催
など、全国の水辺利活用を推進し、ムーブメント化するためのソーシャルデザイン支援を行なっています。

ミズベリングが始まった当初は、水辺に関心を持つ人びとが少なく、水辺空間において親水護岸などを整備したものの誰にも使われない水辺が結果として多数見られました。この課題を解決するために、一般の水辺への関心を高め、自由な視点や様々な発想で水辺に関することを考え、発言してもいいという空気感をつくり出すことに注力。その手法として生み出したのが、「ミズベリング会議」や、「水辺で乾杯」という参加手法です。