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9/2「アーバン・ネイチャーの棲まい方/ハビタ・ランドスケープ出版記念トークセッションvol.2」開催
弊社取締役の滝澤恭平が著書『ハビタ・ランドスケープ』を刊行しました。
本のタイトルは、生物生息環境であるハビタットと、風景や土地を示すランドスケープを組み合わせた造語です。
ハビタットには、もともと「棲まう」という意味があります。
世界の人口が都市に集中し(2050年には68%/United Nations : 2018 Revision of World Urbanization Prospects.)、気候変動により災害が頻発化する時代、「ハビタ・ランドスケープ」を通して、生き物としての人間が、都市にサスティナブルに棲まうことはどういうことなのかを、みなさんと共に捉え直してみたいと思います。
ゲストには環境先進都市ポートランド開発局で持続可能な都市経営に関わり、現在はコンサルタントとして独立された山崎満広さんをお招きして、グローバルなまちづくりに関わる最新の知見をお聞きします。
これからの環境調和型のまちづくりや開発のあり方、新しい環境経済のあり方、SDGSが示す構成員全体にベネフィットがある社会について考えるきっかけとして、都市と自然のインターフェイスである「アーバン・ネイチャー」の未来についてイマジネーションを膨らましてみたく思います。
内容:
・ハビタ・ランドスケープとは
・都市化における風土と「棲まう」
・ポートランドのグリーンシティ戦略
・グリーンインフラからアーバンネイチャーへ
・水辺での実践とビジョン
etc
こんな人に来てほしい:
・都市の未来のあり方に関心がある人
・環境だけでなく、環境と人や社会との関係に興味がある人
・アーバン・ネイチャーという言葉にピンときた人
・持続可能なまちづくりのあり方を模索するディベロッパーやまちづくり担当者
・緑地や都市、環境政策を担う行政担当者
・社会に価値を還元したい、環境系技術者やコンサルタント
facebookアカウントをお持ちでない方はこちらのコンタクトフォームにお名前・ご連絡先「トークセッション参加希望」とお書きください。
日時:9.2(月)19:00〜21:30 (18:30開場/20:30〜21:30交流会)
場所:3×3 Lab Future(東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1階)
参加費:1500円(イベントのみ)、3000円(本付き・本体価格2割引)
ゲスト:滝澤恭平+山崎満広
モデレーター:岩本唯史
滝澤恭平:
ランドスケープ・プランナー/編集者 株式会社水辺総研取締役、ハビタ代表、「ミズベリング・プロジェクト」ディレクター。1975年生まれ。大阪大学人間科学部卒業、角川書店に編集者として勤務。2007年工学院大学建築学科卒業、ランドスケープデザイン事務所・愛植物設計事務所にランドスケープデザイナーとして勤務後独立。2014年東京工業大学大学院社会理工学研究科修了、現在、九州大学大学院工学府博士課程にて都市河川再生とグリーンインフラの研究を行う。 2015年日本の水辺を元気にする水辺総研を共同設立。雑誌「ソトコト」、「武蔵野樹林」等で編集、執筆を行う。地元の水辺、東京杉並区の善福寺川を市民力で里川にカエル「善福蛙」で活動を行っている
山崎満広:
1975年東京生まれ、茨城育ち。高校卒業後、95年に渡米。南ミシシッピ大学にて国際関係学と経済開発を専攻。在学中にメキシコ、ユカタン大学へ留学ののち、修士号取得。建設会社やコンサルティング会社、経済開発機関等を経て、2012年3月よりポートランド市開発局に勤務。2017年6月独立。持続可能な社会の実現を目指し、民学産官を繋ぎ、国や文化の枠を超え、様々な問題解決戦略に従事。著書に『ポートランド-世界で一番住みたい街をつくる』*(学芸出版)、『ポートランド・メイカーズ クリエイティブコミュニティのつくり方 』(学芸出版社)。*第7回不動産協会賞を受賞
岩本唯史:
建築家 株式会社水辺総研 代表取締役、RaasDESIGN代表、BOAT PEOPLE Association理事、河川利用PRプロジェクト「ミズベリング・プロジェクト」ディレクター 。2000年バウハウス大学ワイマール校へ交換留学後、2001年早稲田大学大学院建築学修士過程修了 (有)アトテーブル設立に参加後、RaasDESIGN設立。2005年よりBOAT PEOPLE Associationメンバー (その後一般社団法人化に際して理事に就任)。 横浜の日ノ出町、大岡川を拠点とする水辺のクラブチーム「水辺荘」共同発起人。